バーチャルオフィスを初めて利用したのが2007年頃ですので、15年以上利用していることになります。ここでは、その体験談を書かせていただきます。
東証一部企業のGMOによるサービスでありながら、郵便転送込みで1650円(税込)でバーチャルオフィスを提供しています。郵便物を転送しない住所だけの契約の場合は990円。この料金の安さはスゴイです。
バーチャルオフィスの体験談 2007年~2019年 A社
バーチャルオフィスA社との契約
2007年~2019年頃まで、ずっとA社を利用していました。
当時は、今のようにバーチャルオフィスが乱立して選択に迷う程ではなく、限られた一部の業者がサービスを提供していたように思います。
そのため、選択肢が限られ、当時としては一番良さそうな印象のところを契約しました。
このA社は、様々な場所に拠点を持っており、私は新宿のオフィスと契約を締結しました。
このA社の料金は約5000円/円です。現在からすればだいぶお高いですが、当時、バーチャルオフィス自体が少なかったので、この料金が相場的に普通だったように思います。
A社はオフィスを時間貸しで利用することもでき、オフィスを使用するためには、別料金としてお金を支払う必要があります。
初回契約時に来店して、オフィスを内見しましたが、時間貸しの料金が高いなぁと思ったのも事実です。実際にその後、一度もリアルでオフィスを使うことはありませんでした。
正直、個人的にはオフィスの利用はしなくていいので、とにかくその分だけ料金を低くして欲しいと思いました。
郵便物はしっかり届けてくれ、またネット上で管理することができました。郵便物の種類によっては、定期便以外にすぐに届けてくれる、というサービスもありました。
一応、当時としては、利用している期間はそれなりに快適だったと思います。
バーチャルオフィスA社の解約
2019年頃に、A社の拠点で利用している新宿の物件が閉鎖されることになりました。そこで、解約するか、他の拠点に変えるか、という選択肢に迫られました。
ただ、問題なのは、解約時です。解約するのに結構大変でした。その一つに、HPはもちろん、名刺から書類から、契約住所の一切を消し去るように通達がきました。もし、解約後に住所を使用すると、損害賠償を支払ってもらうというような内容でした。
私は様々な場所に新宿の契約住所を書いていますので、その痕跡をすべて消すのに大変でした。たとえば、サービスで申し込みしているところはすべて書き換える必要があります。例として、各種サービスの登録住所変更やレンタルサーバーの登録住所の書き換え、ドメインの登録住所をすべて書き換えるのにはドメインの数だけ変更が必要なので大変でした。当時は約50個程度のドメインを所有していたので、書き換えるのにそれはだいぶ時間を費やしたものです。
解約後にバーチャルオフィスの住所を使ってはいけないのはわかるのですが、人によっては脅しとも受け取れる法的に厳しい態度で臨みそうな態度には困ってしまいました。多少大げさに言わないと従わない人がいるのかもしれませんが、あまり良い印象ではありません。そのため、住所の痕跡を消し去るのを徹底しました。
このように、業者によっては、解約時に多少手厳しい注文をつけてくる場合がありますので、個人的には、多くの人に知られているサービスがまずは無難かと思っています。
もちろん、有名サービスだから、厳しくないとはいいませんが、有名であれば常識的な範囲内であり、必要以上に脅したり、厳しい注文をしてくることはしづらいと思っています。
バーチャルオフィスの体験談 2019年~現在 B社
バーチャルオフィスA社との契約
A社との契約終了に伴い、2019年~現在まで、B社を利用しています。
バーチャルオフィスB社は、住所約500円/月、郵便サービス約1500円/月なので、合計して約2000円/月です。
今のところ、とくに問題はありませんが、一度も郵便物が届いたことがありません。
本当に一度もバーチャルオフィスに郵便物が届いてないのか、それとも実際には郵便物が届いているのに、勝手に送り返されているのか、私にはわかりません。
様々なHPでネット上に住所を掲載しているので、A社のときには多くの企業からDMの郵便物が届きました。しかし、B社になってからは一度も届いておりません。一度、自分で郵送するなどして試す必要がありそうです。
ここもA社と同じく、世の中でよく知られているサービスではありませんので、本当に郵便物をしっかり処理しているのだどうか、疑問が出てしまいます。
おすすめのバーチャルオフィスは?次に契約するとしたら
現在、一般的な格安バーチャルオフィスの相場は、郵便物の転送サービスを含めると1600円/月が相場のようです。
そのため、2000円/月を超えるようなサービスは少しお金がもったいないような印象です。
個人的には、次に契約するとしたら、今までの経験上、大企業が提供する格安バーチャルオフィス、あるいはネット上でよく知られているサービスにしたいと思っています。
GMOオフィスサポート
なんと、東証一部企業のGMOによるサービスでありながら、郵便転送込みで1650円(税込)でサービスを提供しています。
郵便物を転送しない住所だけの契約の場合は990円。この料金の安さはスゴイです。
和文化推進協会
こちらは、所在地が京都府なので、バーチャルオフィスの住所が京都になりますが、なんとこの業界では一番安い価格帯で、500円/月でサービスを受けられます!
そのため、めちゃくちゃおすすめのサービスです。京都付近でしたら、私も利用していたと思います。
※住所が京都府
※郵送あり。1つの郵送につき500円(郵送を選択できます)