今回は、経営者・社長・人事向けの記事です。
以下は個人事業主として求人採用のHPを見てその視点で意見を述べています。
企業が人材募集で募集要項に掲げている内容について
ネットで人材採用をする会社は非常に多いですが、求人サイトや自社HPにて募集要項を見ていると、「社員を大切にするアットホームな会社です」「常に前向きでトライする会社です」等、ありきたりなフレーズを書いている会社がわりと多い印象を受けます。
べつにそのような表記を書くことがいけないわけではないのですが、「具体的に○○をしているので」アットホームなのか、「具体的に何に向かってトライしているのか」など、具体性がないと、応募者側の人にとっては単なる印象づくりに励んでいると捉えてしまう人も出てくるのではないでしょうか。
会社は人材募集をするにあたりどのような企業を目指しているのか、しっかりと具体的に書くほうがずっと印象がよくなります。
募集要項では会社が何をめざし、どのような人材が欲しいかを明確に表明すると応募者は自分に合っているか判断がつきやすい
応募者側にとって会社が求める人物像や社風がはっきりすれば、自分にぴったり合っているかどうか判断しやすくなります。これは、会社に入社した後にミスマッチであることを防ぐことにつながるので重要です。
どのようなことに情熱を傾け、何に向かっているのか、他社にない良さは何かをきちんと表明するとよりいっそう応募者をひきつけるようになるでしょう。
写真はできるだけきれいに撮影する
ときどき、ぱっとしない写真を加工せず、そのまま掲載している企業がありますが、これはもったいないです。
というのも、写真が美しくないと、「この企業は仕事に対してやる気が足りないので写真ひとつでさえ綺麗に工夫して掲載できないのではないか」という意味に捉えられたりします。そのため、優秀な人材を逃してしまうきっかけにもつながりますので、できるだけ写真は美しく、かつありのままで正しく撮影することが望ましいといえるでしょう。
人材採用は自社HPだけでは集客に限界がある
自社HPだけでの採用はアクセス数で限界があります。
求人サイトを活用すると良いですが、大手求人サイトは掲載料が数十万円かかったりと、お金がない企業にとってはけっこう高くつきます。
また、成果報酬型は1人採用で年収の20%の手数料を取られたりします。
ただし、中には比較的安い媒体もあります。そのひとつとして「mane求人」を挙げておきます。
ここはなんと、初回だけ10万円がかかるだけで、あとはお祝い金の3万円以外は一切かからない、という珍しい料金体系の求人媒体です。このお祝い金は全額入社する社員に支払うらしいので、掲載料や成功報酬といった手数料は一切必要ないことになります。
そのため、初回登録時以外に求人媒体側への手数料としては一切お金を支払わずに済むということです。
とりあえず、無駄な費用をかけずに良い応募者と出会える媒体に巡り合うということは人材採用で大きなネックといえそうです。