先日の記事で、ヤフープロモーション広告のアクセス数の変化について書きましたが、その原因がわかりました。
なんと、ヤフーロコ等の地図経由での広告露出度が減ったことが大きな原因です。
今回の記事はとくに地域系のキーワードが入ったキーワードで広告出稿している方は知っておいて損はない話かと思います。
まず、6月中旬に私のサイトで何があったのかということを説明させていただきます。
今年の6月12日前後を境にして、ヤフープロモーション広告経由のアクセスが日に日にどんどん減りました。そして、ついに30%近くまで減って落ち着きました。とくにキーワードを大量に減らしたり、入札価格を大幅に改定したりといったことはなかったです。なのに、30%減。。
「いったい何なんだこれは!」
そう叫びたくなりました。
そこで、アクセス解析を分析したところ、ドメイン別のリファラーの割合で地図経由のアクセスは以下のようか感じでした。
・6月11まで
map.yahoo.co.jp 8.5%
map.search.yahoo.co.jp 4%
maps.loco.yahoo.co.jp 1%
search.loco.yahoo.co.jp 0.2%
合計 13.7%
・6月12以降
map.search.yahoo.co.jp 3.5%
search.loco.yahoo.co.jp 0.5%
合計 4%
合計で10%近くのアクセスが減っています。
これを見る限り、以下のドメインでは6/12前後以降はほとんど広告が掲載されなくなったようです。
map.yahoo.co.jp
maps.loco.yahoo.co.jp
ちなみに、ヤフープロモーション広告では、ヤフーロコや地図に広告を掲載したり非掲載にしたりすることは広告主側で選択できません。そのため、アクセス数の変化はヤフー側のほうの掲載方法の変化によるものとしか思えないわけです。
1~2年前にも同じようなことがありましたが、ある日突然アクセスが変化するので、アナウンスくらいはしてほしいなぁと思いました。
ところで、流入元が10%変化したのになぜアクセス数が30%減?かと思われますが、クリック率が下がったことにより、広告の品質が落ちて、その結果順位が下がったものによるかと思います。実際、6/12~ほとんどのキーワードで平均掲載順位が下がりはじめていて、ある程度のところで落ち着いて横ばいになっていました。
当然、私のほうでは埋もれてオフにしていたキーワードを大量にONにすることで対応、また、入札価格も改定しました。すると、アクセスが一気に上がりはじめて、凄まじい勢いでアクセスが増えました。30%マイナス→30%プラスに。。
「おぉ。。こんなにCVが良いキーワードをオフにしていたとは・・・。きちんと見直すべきだった。」
そんな印象です。
サイトやジャンルにもよりますが、私のサイトでは地図経由のコンバージョンはあまり良くないので、地図経由のアクセスがマイナスになっても実は大きな打撃とはならなかったようです。
夏休み前ということもあってなのか、現在では元のアクセス以上に増えて、コンバージョンも良いので、ほっとしています。。