ヤフープロモーション広告の対象外キーワード設定のフレーズ一致で絶対知っておきべきこと
- 更新日:
- 公開日:
※当サイトの記事は、プロモーションを含む場合があります。
私のヤフープロモーション広告でのアカウント数はサブアカウントを含めて30個以上になりました。
ここまでくると管理が結構大変になります(^^;)
特に、対象外キーワードを設定するときはアカウント単位ではなく、キャンペーン単位ですので、同じ対象外キーワードを大量に設定するとなると、非常に手間がかかるものです。。
つい先日、アクセス解析を見ていたら「ラブホテル」というキーワードでユーザー検索されていたので、あれ?と思いました。というのも「ラブ」という単語を既に対象外キーワードに設定していたからです(フレーズ一致で登録していました)。
「ラブ」でフレーズ一致の対象外設定にすれば「ラブホテル」で検索されたときに広告は消えるはずでは??2フレーズ一致
対象外キーワードとして登録してあるキーワード と、完全に一致するフレーズを含む語句をインターネットユーザーが検索した際に広告は表示されなくなります。語順が入れ替わったり、間に他の語句が入ったりした場合には広告の表示除外対象とはなりません。
例)対象外キーワード「液晶 テレビ」をフレーズ一致で登録した場合:
検索ユーザーが「液晶 テレビ」というクエリーで検索した場合に加えて、「格安 液晶 テレビ」「液晶 テレビ 修理」など「液晶 テレビ」が含まれるクエリーで検索した場合に広告が表示されなくなります。「テレビ 液晶」(語順が入れ替わった場合)や「液晶とテレビ」(他の語句が入った場合)が含まれるクエリーで検索した場合は、広告の表示除外対象とはなりません。
あれ?「ラブホテル」の間に「ラ○ブホテル」などの単語は入ってないですよ~??
「ラブ」という単語をフレーズ一致で登録したら「ラブホテル」で検索されたら当然対象外として該当するものだと思いましたので、さっそくヤフープロモーションさんに連絡しました。
すると、「すぐにはお答えできないようで、後日連絡します」とのこと。
だいぶ時間が経過して数日たったころでしょうか。担当者の方から連絡が入りました。
「実は対象外キーワードでは単語単位に認識されており、”ラブ”という単語と”ラブホテル”という単語は別物だということのようです。もし”ラブホテル”で除外されるようにするのであれば”ラブホテル”と指定していただくことで除外設定できるようです」
えーーーーーー。
素直にそう思いました。
これ、ほかにも大量の対象外キーワードを設定しているのですが、極力余計な単語を省いた省略形の単語設定も多いわけで、どこまで設定している単語がきちんと除外されているのかわからなくなったからです。
つまり、ちゃんと除外したければ「ズバリそのものの単語」を必ず入れる必要があり、そうでない場合は、除外されるかもしれないし、除外されないかもしれない、ということです。
たとえば、
「桜」で登録した場合、「桜まつり」や「桜祭り」で除外されるかどうかは実際に検索してみないとわからないということです。「桜まつり」→「桜」「まつり」とシステム的に単語が分解されていればフレーズ一致になりますし、「桜まつり」→「桜まつり」とシステム的に単語が認識されていればフレーズ一致には該当しないということになるようです。
システム的な単語認識は内部のことですので、一般の人が知ることはできません。
同じように「東京」で登録した場合、「東京タワー」や「東京駅」で除外されるかどうかは実際に検索してみないとわからないということです。
「桜まつり」や「桜祭り」で検索時にしっかりと広告を除外したければ「桜まつり」「桜祭り」と登録すると確実、「東京タワー」や「東京駅」でしっかり除外したければ「東京タワー」「東京駅」と登録すると確実ということです。
この話はどうやらヤフープロモーションの担当の方さえわからなかったようで、今回の質問ではじめて発見?されたようです。
ちなみに、対象外キーワードは1キャンペーンにつき5000個まで登録可能です。1アカウントではキャンペーンを100作成できますので、100×5000=50万個まで登録できてしまうようです。単語の数が1キャンペーンで5万個までですので、対象外キーワードのほうが多く設定できて何か不思議な感じがしますが、ヤフーさんの話では理論上はこの通りだそうです。
ただし、実際に50万個の単語を対象外キーワードとして登録した場合、システム的になにか問題が出てくる可能性は否定できないそうです。
対象外キーワードの設定はアカウントごとにできないので、アカウントごとに設定できるといいのになぁ・・・。
ということで対象外キーワードでフレーズ一致をするときに気を付けるべき点をお伝えしました。何かのお役にたっていただけたら幸いです。